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【セミナーレポート】「プログラミング教育研修会」が開催されました!

【セミナーレポート】「プログラミング教育研修会」が開催されました!

2020年から小学校で必修化になった「プログラミング教育」。
今回のセミナーは、今年度から新しく採用された学校の先生たちに「プログラミング教育」について学んでもらうといった目的で開催されました。

新しく採用された学校の先生が学ぶプログラミング教育

研修内容

第一部 プログラミング教育とは(ワークショップを交えながら理論について学ぶ)
第二部 プログラミングの実習(「マインクラフト」の世界を使ってプログラミング体験)
の二部構成で行われました。

講師の紹介

講師を務めたのは、
Takaoka eParkのプログラミング教室「プロクラ」の教室長である吉谷奈艶子さん。

講師を務める吉谷奈艶子さん

「どうしてプログラミングを学ぶ必要があるの?」

第一部では、「プログラミング教育がなぜこれからの子どもたちに必要なのか」を理解するための内容でした。
吉谷さんは、プログラミング的思考を学ぶことの意味について、
「子どもたちが自ら目標を決め、その目標を達成するためのプロセスを考える力が養われます。子どもたちの自律性を育むために、とても大切な学びなのです」と、先生たちに伝えていました。
社会の流れや時代の変化によって、求められるスキルや思考法なども変化していきます。
次の時代に求められる大切なスキルということが、わかりました。
また、プログラミング的思考はゲーム的思考でもあるそうです。
Takaoka eParkにも親和性があって、親近感がありました。

第一部を受けた先生たちの感想

「プログラミング的思考を通して、子どもたちの自律性を養える仕事をしていきたいです」
「これまで生徒たちに、「これをやりなさい」と決めつけて伝えていたことを反省しました」
「子どもたちの『やりたい』を、もっと引き出していきたいと思いました」
「プログラミングの身近さを感じ、改めて必要性を感じました」
「自分が難しいと思っていたら子どもたちにもその印象が伝わってしまうから、もっと勉強したいと思いました」

など、たくさんの気づきを得られた様子でした。

実際にプログラミングを体験!

第二部では、「マインクラフト」というゲームを通して、「メイクコード」を使ってプログラミングを体験しました。
メイクコード(Microsoft MakeCode)とは、マイクロソフトが開発したビジュアルプログラミング環境です。
今回の研修では、ゲームキャラクターがスタート地点から、目標地点に到達できるように、キャラクターにしてほしい動きをプログラミング(命令)していくといった内容を実施しました。

「マインクラフト」を通して、プログラミングを体験する教師たち

ステージが進むにつれて少しずつ難しくなっていき、
「コツをつかむまでが大変だけど、馴れていくと思い通りに動いてくれて、ゴールできた時に達成感を感じますね(笑)」
と先生たちは楽しみながら、プログラミングを体験していました。

まとめ

プログラミング教育は、子どもたちに「夢を自ら叶える力」を身につけてもらうための、大切な学びなのだということがわかりました。
自律性を養い、目標を達成するためのプロセスを考える思考法が学べるからです。

「プログラミング」という言葉だけを聞くと、一見難しい印象を受けるかもしれませんが、実は、だれでも親しみやすいものだと思います。

体験した先生たちの無邪気で楽しそうな様子が、そう感じさせてくれました。